
音楽療法では、目的に合わせて様々な楽器を使用します。
【気鳴楽器】 息を吹いて空気の振動で音がでる楽器。リコーダー、ホイッスル等

呼吸・口腔運動・注意・自己表現を促す目的で用いることが多いです。呼吸機能が弱い人には呼吸筋の活性化や呼吸コントロールの訓練となり、失語症や構音障害、言語発達に課題のある人には口唇や舌の運動を促します。また、覚醒レベルが低い人には「息を入れると音が出る」という感覚フィードバックにより覚醒を促し、情緒表出が苦手な人には音を通した非言語的な自己表現の手段となります。
【体鳴楽器】 楽器本体が振動して音が出る楽器。トライアングル、マラカス等

リズム刺激を通して運動・注意・感情表出を促す目的で用いられることが多いです。脳卒中やパーキンソン病など運動機能に課題のある対象者には上肢運動の促進に役立ちます。注意の持続が難しい対象者には集中や活動参加を促します。また覚醒が低い対象者には感覚刺激となり、覚醒を促します。
【膜鳴楽器】膜の振動によって音がでる楽器。タンバリン、ドラム等

身体感覚に直接伝わる振動と明確なリズムを活かし、運動・覚醒・感情表出を促す目的で用いられます。叩く動作を通して上肢の運動促進や動作のタイミング調整を図ります。太鼓の低い音と振動が身体への感覚刺激となり、覚醒の促進や反応の引き出しにつながります。強く叩く・弱く叩くなど音の強弱やリズムによって非言語的な自己表現や感情を表出することができます。集団でのドラムセッションは他者との対人的コミュニケーションを育む機会となります。
【弦鳴楽器】弦の振動で音が出る楽器。ギター、ハープ等

やわらかく持続する音色を生かし、情緒の安定やコミュニケーションの促進を目的に用いられます。和音やアルペジオは安心感を生み、リラクゼーションを促します。また歌唱の伴奏として発声や自己表現を支援します。弦に触れて音を鳴らす活動は指先の微細運動や感覚刺激となり、覚醒が低い人には穏やかな刺激として反応や覚醒を促すことにもつながります。
【電鳴楽器】電気を利用して音が出る楽器。シンセサイザー、エレキギター等

少ない力でも音を出せる特性を生かし、運動参加や自己表現を促す目的で用いられます。身体機能に制限のあるクライエントでも音を出しやすく、成功体験につながります。また多様な音色やリズムを選べるため、注意や興味を引き出し、即興演奏や共同演奏を通してコミュニケーションや主体的な活動参加を促すことができます。








































こんな音がでます♪

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